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今回は、健康と育毛の深い関係性について話していきたいと思います。
髪の毛と爪は、栄養が行くのが後回し
炭水化物、特に、生成された小麦で作られたパンや白米などを食べすぎると、血糖値が急激に上がるため、それを抑えるためのインスリンが過剰に分泌されます。
インスリンには脂肪の分解を抑制し、合成を高める働きがあるため、パンや白米を食べすぎれば確かに太りやすくなるでしょう。
そのため短期間でダイエットをしたい時は、炭水化物を減らしたくなる気持ちもわかります。
しかし、炭水化物は、私たちが活動するエネルギー源となる大事な栄養素の一つです。
なので極端に減らしてしまうと、体は栄養不足に陥ります。
すると人間の身体は、生きていくために必要な器官へ優先して栄養を送り始めます。
そして、生命活動に直接影響しない部分が、後回しになってしまうのです。
心臓が止まったら、血液が流れなくなってしまいます。
また、肺が弱れば、呼吸ができなくなり、内臓が働かなければ、食べ物を消化して栄養にすることができなくなります。
そこで、食事制限で真っ先に影響を受けるのが、髪の毛や爪などの末端部分です。
食事は何よりもバランスが大切です。
たとえダイエットをするときでも、髪の毛のことを考えたら、炭水化物は一切食べない、肉や魚は絶対に口にしないといった極端な食事制限はしないようにしましょう。
それと、朝食はしっかりとりましょう。
育毛のためなら、3色の中で最も大切なのは朝食です。
昼や夜にとる栄養は、活動後の食事のため、筋肉の精製やホルモン分泌に消費されやすい傾向にあります。
朝食の方が、育毛のためにしっかりと栄養が使われる傾向が強いのです。
食事で薄毛になりやすい部分の傾向がわかる?!
かつ丼はM字はげ、ラーメンはO字はげになりやすい?
また反対に、同じものばかり食べ続けるのも、髪の毛に良くありません。
特に男性は、丼物やラーメンなど手軽に食べられるものばかりで、昼も夜も食べ続けがちです。
そして、面白い事に、食べ物の好みによってある程度、薄毛のタイプを予測する事ができます。
まずは、かつ丼をはじめとして、焼き肉屋ハンバーガーなどの脂っこいものを好んで食べる人は、M字タイプや、A字タイプになりやすいといわれています。
なぜなら、眼精疲労を解消するには、ニンジンやホウレン草などの緑黄色野菜や、アジやサバなどの青魚が効果的だからです。
なので、脂っこい肉ばかり食べていると、こうした食品が不足しがちになります。
すると、目の疲れがどんどん蓄積して頭皮がこわばり、M字タイプやA字タイプに近づきます。
また、何にでも醤油をかけないと気が済まない、または、ラーメンのように味が濃いもの食べる人は、O字タイプになりやすいでしょう。
塩分を多く含む食品を食べると、血圧が高くなりがちです。
この状態が続くと、血液の流れが少しずつ滞り、頭頂部の血行が衰えて来るのです。
お茶やコーヒーとは別に、常温の水を飲む
味の濃いものやしょっぱいものを食べすぎていなくても、私たちの身体は常に水分を必要としています。
人間は、毎日2~3リットルの水分を、汗や尿や呼吸によって失っているといわれています。
その為、失われた水分はこまめに補給して、体の水分を一定に保つ必要があるのです。
水分が不足すると、真っ先に血液が粘り気を帯び始めます。
すると血流が悪くなり、頭皮のような末端にある毛細血管に、栄養が届きづらくなってしまうのです。
体重や季節によって飲むべき量は異なりますが、1日1リットルを目安にしましょう。
厳しい場合は、1日500mlからでもいいので初めて見るといいです。
ちなみに、お茶やコーヒーなどの嗜好品は、この中に含まれません。
純粋に水で飲むべき量が、この量です。
なぜならお茶やコーヒーには、水以外にカフェインなどの他の働きをする成分が含まれているからです。
特にカフェインは利尿作用を促す為、お茶やコーヒーを1日に必要な水分量にカウントしないようにしましょう。
そして、水はできるだけ常温で飲むようにしましょう。
冷たい水は、内臓を冷やし血行を悪くします。
また、1度に飲みすぎると、体に行きわたる前に排出されてしまいます。
のどが渇いたと思う前に、少しずつ口にするようにしてください。
海藻などよりも、大豆などの植物性たんぱく質を!!!
ワカメが髪にいいと信じている人が少なくありません。
彼らは髪が薄くなってきたので、せっせと食べていますというのですが、残念な事にワカメを食べたからと言って、その栄養が髪の毛になるわけではないのです。
なぜなら、ワカメを含む海藻には、髪の毛の材料となるたんぱく質がほとんど含まれていないからです。
ただし、海藻類に含まれているヨードは血液の流れを促す働きがあるので、間接的に抜け毛や薄毛を予防します。
育毛に効果的なたんぱく質が豊富なのは、なんといっても大豆などの豆類です。
たんぱく質という栄養面では肉なのも同じなのですが、肉などの欧米の食文化が日本に浸透したのは、ここ数十年という非常に短期間。
その前の膨大な期間で形成された私たち日本人の腸や酵素は、ずっとお世話になってきた豆類のほうが相性はよく、肉の消化にあまり向いていません。
そのため、植物性の方が吸収力にたけています。
外国人が刺身を食べておなかを下しやすいのも、外国人が生食に向いていないからです。
なお、たんぱく質だけを摂っていれば問題ないかと思いがちですが、たんぱく質は他の5大栄養素も一緒にとらないと、小腸で吸収されない、つまり体に取り込まれないのです。
他の5大栄養素とは、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルです。
たんぱく質を摂るのは必須ですが、かといってそういった食べ物ばかりを選ぶのも間違っています。
当たり前に聞こえるかもしれ前んが、いろんな食材を摂る栄養バランスのいい食事を心がけましょう。
わかりやすいのは、丼物などの単品を選ぶより、定食を選ぶことです。
主食、主菜、副菜2品、汁物といったような組み合わせは、栄養バランスが取れた食事になりやすいです。
大豆などの豆類からたんぱく質を摂る事を考えますと、冷奴などがあるといいです。
お酒は必ずしも髪の毛に悪くはない
髪の毛を育てようとするとき、食べ物や飲み物に関して多くの人が心配するのがお酒です。
お酒の飲みすぎは身体に悪いらしいから、髪の毛にも悪いのではないのか?と考えるのではないのでしょうか?
しかし、お酒の大好きな方にいい情報があります。
大量にお酒を飲まなければ、お酒は育毛に良い影響を及ぼします。
なぜならお酒は血行を促進し、体を温めてくれるからです。
ただし、あくまでも適量を飲んだ場合です。
ちなみに適量とは、翌日に喉が渇くことなくすっきりと目が覚める量を指します。
そして深酒は育毛に悪影響を及ぼします。
お酒をたくさん飲むと、分解のために体内の水分が使われるのでのどが渇きます。
こうして脱水症状が続くと、頭皮が乾燥しやすくなる為、髪の毛に悪い影響を与えてしまいます。
お酒を飲むと気には、意識してお酒と同量の水を一緒に飲むのもいいでしょう。
また、お酒にもいろいろな種類がありますが、特におすすめなのは日本酒です。
日本酒には、アデノシンという成分が豊富に含まれています。
このアデノシンは、血管を拡張して血液の流れを促す働きがあり、髪の毛を作りやすい環境に整えてくれるものです。
このアデノシンは、AGA治療ガイドラインで推奨度B(行うよう勧める)に指定されるほど優秀な成分です。
そして、このアデノシンという成分を使ってできた育毛剤が資生堂から出ているアデノゲンという育毛剤です。
ビールやウイスキーは身体を冷やしますので、特に冷え性の方には不向きです。
育毛に効果的な血流をよくする食材は?
髪に栄養を届けるのは血液です。
そのため、心臓から遠く体の末端にある頭皮まで血液が行き届かせ、頭皮の血流もよくすべきです。
そうしないと、頭皮の細胞がじわじわと弱ってしまいます。
そこで、いつもの食事にちょっとプラスするだけで血行を良くする、育毛に効果的な食材をいくつかご紹介しましょう。
代表的なのが、生姜です。
生姜は、辛み成分に、体を温めて血行を促す作用があります。
カレー、スープ、みそ汁、炒め物などに活用しましょう。
唐辛子も、含まれているカプサイシンが毛細血管の血流を促します。
ただし、胃腸に対する刺激が
強いので、食べすぎには注意しましょう。
シナモンにも、血管を拡張し、血液の流れをよくする作用があります。
炎症を起こした毛細血管を修復してくれる働きもあります。
トーストにかけたり、コーヒーに入れたりしてみましょう。
また、野菜の煮込みや肉料理に使うのもいいでしょう。
香りが苦手な方は、生姜やごま油などと一緒に使うと和らぎます。
また、味噌も血行をよくします。
ただし。高血圧で暑がりな人がシナモン、生姜、ナツメ、味噌を積極的に食べてしまうと、のぼせが強くなってO字タイプの薄毛になりやすいので、要注意です。
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