LEDに育毛の効果が有るという事を知っていますか!?

抜け毛がひどい男性女性の基礎知識

 今回は、抜け毛の基礎知識を紹介していきたいと思います。

抜け毛についての知識をつけることで必ずではないですが、改善のヒントになるかもしれないので今回いろいろと紹介していきます。







抜け毛は新しい髪が生えてきているサイン


まだ若い人でも、抜け毛が多くなったり髪が薄くなってきたと自覚したら、真っ先に育毛剤に手を伸ばすのではないでしょうか?

しかし、単に育毛剤を使ったからと言って、髪の毛がすぐに回復するわけではありません。

まずはいつものシャンプーやマッサージなどを正しい方法で行って初めて、髪の毛はうまく回復し始めるのです。

マッサージも間違ったやり方をすれば、かえって頭皮を傷つけ、髪の毛の成長を台無しにしてしまう事が多いです。

たいていの人は、男女とはず、直接頭に塗る育毛剤が最も手軽なので、何らかの育毛剤を使っていると答える方が多いです。

そういう方たちに、効果はあるのか?と尋ねると、わからない、効き目はなかったという答えが多いのが事実です。

毎日ポロポロと抜けるのをイヤになるほど感じているものの、生えてきた実感がない、生えてきた毛は見たことがない、というのです。

しかし、毛髪の生理を知っている立場からすると、円形脱毛症などの特別な場合を除いて、抜け毛があったという事は、新しい髪が必ず生えてきているという事なのです。

そんなことを言ったって、だんだん髪の毛が薄くなっているんですけど、という方も多いかもしれませんが。

発毛自体は、特別に何もしなくても起こっています。

育毛剤を使わなければならないと感じる状態の時でも、髪の毛は細い状態ながらも生えてきています。

ただ、細くて弱々しい髪の毛は、まるで赤ちゃんを育てるときのように細心の注意を払って大切に育てていかなければ、うまく育ってくれません。

生えてきた気がしない、というのは、目に見える太い毛になっていない、感触的に太く感じない、という事なのです。

育毛剤または発毛剤を使うことで多くの人が救われているのも事実ですが、特効薬や手品のように、すぐに髪の毛が生えてくるというものではありません。

育毛剤を使う人には、信じて、期待して、迷って、疑って、やめる、そしてまた他の育毛剤、というパターンを繰り返していることがとても多いです。

まずは焦らずに、新しい髪は必ず生えてきている、事を理解しましょう。




優しく洗うつもりが生えたての髪の毛を引き抜いている!?


毛髪の寿命にはサイクルがあるので、抜けた直後はどんなに焦っても一定期間は、新生毛(新毛)が生えてきません。

まして、目に見えるまでは早くても半年近くはかかりますので、継続してケアすることが大切です。

さらに、自分では気が付かない髪への負担を与え、せっかく伸びようとしている毛髪の発育をダメにしている人も多いのです。

効果的と言われている育毛剤や発毛剤などを使うことで発育はよくなって新生毛の伸びは促されているのですが、普段のシャンプーやスカルプマッサージなどの手入れが適切でないと、毛が育たなかったり、極端な場合には引き抜かれてしまっています。

かといって、これらのケアをしないでいると、さらに新たな脱毛を引き起こします。

シャンプーの方法については、ほとんどの人が「頭皮を傷つけてしまうから、爪の先でゴシゴシ洗ってはいけません。指の腹で優しく洗いましょう」と理解していると思います。

しかし、この方法は間違いではありませんが、指の腹で洗うと、新しく生えてきたばかりの細い髪である新生毛を、指の腹と頭皮の間でこすって引き抜いてしまうことが多いのです。

新生毛は、非常に細く固着力も弱い状態で生えてくるので、指の腹でこすれてしまうと簡単に抜けてしまいます。

さらに悪いことに、新生毛は短く色も薄い為、抜けても見えにくいことから、引き抜いていることにすら気が付かないのです。




育毛剤・発毛剤と日常的なケアはどちらも必要



現在の脱毛対策は、日本皮膚科学会が「男性型脱毛症診療ガイドライン」「円形脱毛症診療ガイドライン」を発表して以来、「科学的根拠に基づいているか?」「効果を証明する医学論文はあるのか?」「頭髪関連の学会での発表は十分にあるか?」が問われるようになったので、医療機関で治療する傾向が強くなってきました。

そのため男性型脱毛症については、飲み薬はフィナステリドやデュタステリド、塗布薬はミノキシジル、円形脱毛症にはステロイドが主流になっています。

シャンプーやマッサージは、脱毛の直接の原因への対処法ではありません。

しかも、先ほどお伝えしたように、ただ単に薬を服用したり塗るだけで頭皮のケアやマッサージに無頓着だったり、方法が間違っていた李すると、育毛効果が上がりにくくなるばかりでなく、せっかく生えてきた髪を引き抜いたり、かえって抜毛を増やすこともありうるのです。

風邪を引いた場合には、薬を飲むと同時に、身体を暖かくして十分な睡眠を取り、栄養に気を付けて免疫力を高める事により、早期の回復を促すことができます。

同様に脱毛の場合も、


1.まずは健康状態に注意し

2.効果的な育毛剤発毛剤を使い

3.原因に対して正しい知識とケアで発毛のきっかけを作り

4.食事面や精神面も含めた正しい知識を持って髪への負担を取り除く


それにより現在生えている髪を長持ちさせたり、発毛を促すことができます。

脱毛から髪を完全復活させるには、自分に有効な経口薬、塗布薬、育毛剤、発毛剤、シャンプー剤などの使用だけでなく、正しいシャンプー法やマッサージ法なども十分に工夫して実行し、それらのいいとこ取りをしなければならないのです。





薄毛になったと感じたら、まずは健康状態を見直す


育毛のためには、まず抜け毛の原因となる事をチェックしなければなりません。

額が広がってきたといっても、生まれつきだったり、子供の頃の丸顔が成長して細長くなったのでそう見えるだけだったりする場合もあります。

しかし、遺伝的要素によって前頭骨が発達したことによる、血行不良、男性ホルモンが関係する皮脂の分泌過剰によるべたつき、シャンプーやマッサージなどの手入れの間違い、などが考えられる場合は注意が必要です。

まずは今以上に薄くならないようにし、額の交代を予防するためには、髪の毛は皮膚が変化したもの、という事を十分に意識し、頭皮の状態を正常にすることが大切です。

皮膚が弱る最大の原因は全身の病気です。

賢臓、心臓、肝臓などの病気や、糖尿病、胃腸の不調、さらには偏食や不摂生、ストレス過多で体力が弱ってしまう事自体が皮膚によくありません。

まず、身体を元気にすることが何より大切です。

また、シャンプーや手入れなどのやりすぎで、炎症や湿疹などのトラブルが起こることもあります。

逆に、汚れたままで適切な手入れをしていない、紫外線に当たりすぎる、といった事、さらに男性ホルモンの影響を受けると、次第に薄毛が次第に薄毛が進行するようになってきます。

若い女性を含め、誰しもが薄毛にはなりたくはないと思っていることと思いますが、薄毛には予防に勝る治療なしです。

育毛剤や発毛剤だけに頼るのではなく、健康面への注意とともに、普段からヘアケア、スカルプケアを正しく行く事が、あらゆる時代の男女にとってとても大切なことです。




あなたの髪は大丈夫?セルフチェック法


今や脱毛や薄毛は男性だけの問題ではなく、女性にとっても深刻な問題となっています。

額の広さには個人差があり、もともと額が広いのに、それを非常に気にしている人がいます。

額のきわのM字部分が薄くなっていたり、はげ上がったように見えたりする場合、そこに生えている毛が額の領域の毛なのか頭髪なのかもチェックしないで、ただただ悩み続けている人が多いのです。

実際に、髪の毛の拡大してみる事の出来るマイクロスコープでチェックしてみると、額に生えている毛はほとんどが1つの毛穴から1本しか生えていないのに、頭髪の場合は1つの毛穴から2~3本まとまった毛群とう状態で生えています。

頭皮と額の産毛には明らかな違いがあります。

この違いがわからないと、額が広いだけなのに薄くなってきたと勘違いしてしまい、育毛剤でマッサージしたり、高いお金を払って育毛専門店に通ったりして、効果がなかったと嘆き悲しむという事にもなりかねないのです。

女性の場合は生え際のラインが後退していく現象はほとんど見られません。

しかし遺伝的要素を受け継いでいる人の場合は、更年期を迎えるころになると頭皮が硬く張り、透けて見えるようになることもあります。

男性の場合は次第に後退していきます。

20歳の頃を基準にして、眉の上から生えぎわまでが指3本分だったのが指4本分以上になったり、つむじの周辺の頭皮の張りやコシがなくなって髪が伸びにくくなったりすると「危険」という事になります。

今は大丈夫でも、次のような徴候が表れ始めたら「要注意」なので、思い当たるものがないかどうかチェックしてみてください。


  • 髪が細くなり、張り、コシがなくなって、ボリュームが出にくくなった。
  • 毛先の尖った短い毛が伸びなくなった、細くて短い抜け毛が増えた。
  • 毛根にふけに似た白い塊や、しっぽのようなものが付いた抜け毛が増えた。
  • 抜け毛の数が多くなり、毎日100本以上も抜けるようになった。
  • 髪の毛をとかすと、同じ位の長さの短い髪がぴんぴん立つようになった。
  • 頭皮にかゆみを覚え、ふけも多くなった。
  • シャンプーを毎日しているのに、すぐに髪がべたつくようになった。
  • シャンプーの後など、髪が濡れていると頭皮が透けて見えるようになった。
  • 分け目の部分が薄くなり、分け目が広がって見えるようになった。
  • 鏡を見ると、照明のせいか髪が透けて頭皮のラインがわかるようになった。
  • 頭皮を軽く押すと、薄く突っ張って動きにくく、頭蓋骨が感じられる。
  • 今までは白っぽかった頭皮の色が、最近は褐色になった。
  • 他人から髪のことを何かと言われるようになった。


これらの症状に気づいて、早めに対策を行うことが何より大切です。



抜毛のボーダーラインは1日約50~90本


薄毛や脱毛の問題を解決するには、まず、それがなぜ起こるのかよく理解することも大切です。

毛の構造は、皮膚の表面に出ている部分を「毛幹部」、皮膚に埋まっている部分を「毛根部」といい、毛根部は「毛包」に包まれています。

毛根部の下部には、球根状に膨らんでいる毛球部があります。

毛は、この毛球部にある毛母細胞の細胞分裂によって作られて表面に伸び出てきたもので、毛の色を決めるメラニンも毛球部のメラノサイトで一緒に作られています。



メラニン細胞 - Wikipedia


毛母細胞は毛乳頭を包み込み、この毛乳頭は毛髪を成長させる栄養や酸素を毛細血管から取り入れ、毛の成長・休止の指令を出して毛母細胞の働きをコントロールしています。

毛包の上から3分の1位にはバルジ(膨隆毛)があり、毛母細胞や色素細胞のもとになる幹細胞があり再生に関係しています。

毛髪は、一度生えたらそのままずっと伸び続けるのではなく、一定期間成長した後に自然に抜け、またしばらくすると、通常は同じところから同じような毛が生えてきます。

ですから全体としての毛量は一定しています。

この生え替わりの減少をヘアサイクル(毛周期)と言います。

このヘアサイクルは年齢、性別などによって多少違いますが、成長期は、女性は4~6年、男性は3~5年となっています。

その後、成長が止まって、自然に抜け準備をする2~3週間を経て、完全に成長が停止した状態が2~4ヵ月続きます。

その後また新しい毛の成長が始まると、古い毛は自然に抜けていきます。

このようなくり返しがそれぞれの毛包で起きているわけですから、髪の毛が毎日抜けるのはごく普通のことで、髪は抜けるからこそ、新しい髪が生えてくるのです。

ところが男性型脱毛症の場合などでは、このヘアサイクルが短縮し、毛の数が増えたり、十分に成長しないうちに抜けたりしてしまうのです。

ヘアサイクルがあるのは、長期間成長することにより異常細胞が発生するのを防いだり、一年中一定の毛髪本数を維持したり、毛を一定の長さに保ったりするための工夫と考えられています。

毛髪の本数は、母親の胎内にいるときにすでに決められていて、少ない人は6万~7万本、多い人は、13万~14万本と個人差があります。

平均的な日本人では約10万本と言われています。

毛髪の太さは年齢によって変化しますが、子供は細く、大人になるにしたがって太くなり、老化や脱毛とともにまた細くなっていきます。

髪色ではブロンドが最も細く、黒髪が最も太くなっています。

日本人の頭髪は、普通の人で60~90㎛(0.06~0.09mm)で、平均80㎛です。

女性は50~100㎛、男性は40~80㎛位で、一般に女性の方が太くなっています。

これが平均5年で抜け替わっていますので、計算すると1日に約55本となり、この数がおおむね正常な抜け毛の数と言えます。

ただし、この抜毛の数は、健康状態や栄養状態、年齢、季節などとも関係があり、また、個人や性別によってもサイクルが異なるため、3年の成長期では、91本、6年では46本程度という事になり、この範囲内であれば、自然に抜けている本数となります。

ただし、抜けた毛が正常な脱毛根であればほとんど問題はありませんが、異常脱毛根の場合は、数は少なくても要注意です。



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