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今回は、ミノキシジル外服薬とフィナステリド内服薬ではどちらが効果が上なのかという事について話していきたいと思います。
ミノキシジルやフィナステリドと言うとAGA(男性型脱毛症)治療薬としては必須とされている位効果的という事で知られている薬です。
日本皮膚科学会が出している男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインでも推奨度A(行うよう強く勧める)と評価されておりその重要性のほどがわかります。
今回ですが、そんなミノキシジル外服薬とフィナステリド内服薬どちらが効果が出るのかという事についての試験データを見つけたのでその内容を紹介していきたいと思います。
試験方法
フィナステリド1mgを40人の患者に12ヶ月ランダムに割り当て、ミノキシジル外服薬5%の物を1日2回12ヶ月間使用して様子を見るという内容です。
試験結果
年齢、脱毛の発症年齢、家族歴、脱毛の種類などを考慮するとどちらのグループにも有意差はありませんでした。
毛の強度の増加量は、フィナステリドで80%、ミノキシジルで52%でした。
試験中に発生した副作用は全て軽度であり、使用を中止するほどの物ではなく主に、
フィナステリドでは、7人うち6人が、性欲減退、1人が体毛の増加。
ミノキシジルでは、1人、頭皮の刺激
が確認されました。
ただこれらの副作用は、使用を中止したらすぐに治まったとの事でした。
結論としては、ミノキシジル外服薬とフィナステリド内服薬では、フィナステリド内服薬の方が効果的であるという結果になりました。
参考資料
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15316165/
どちらも、AGAにはとても効果的とされている薬ですが、この試験ではフィナステリドの方が効果的であったという事がわかりました。
なので、ミノキシジルとフィナステリドどちらを重視するべきかというとフィナステリドの方が有利に働くのでフィナステリドを優先する方がいいという事ですね。
まぁ、理想はミノキシジルとフィナステリド両方使う事なのですがどちらか片方選ぶとなるとフィナステリドなのがよくわかりました。
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