今回は、ミノキシジルタブレット（ミノキシジル内服薬）の効果と必要性については話していきたいと思います。
皆さんは、ミノキシジルタブレットは使用した事はありますでしょうか？
私は、薄毛治療を始める際に使用していた事がありました。
今回は、薄毛治療をするにあたってミノキシジルタブレットは有効なのかについていろいろ話していきたいと思います。
日本皮膚科学会ガイドライン
男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインではミノキシジル内服薬は、推奨されていない
大手AGAクリニックなどでもよく処方されているミノキシジル内服薬ですが、日本皮膚科学会のガイドラインでは、推奨されていません。
以外に思われる方も多いのではないのかと思いますが、本当の事で、ミノキシジル内服薬は推奨度Dで行うべきではないとされています。
理由としては、男性型脱毛症に対する治療薬としても認可されている国はなく、それにもかかわらず、全身の多毛症を起こす副作用がある事を根拠に、医師が安易に処方したり、一般人が個人輸入で入手し服用する事があるので、医薬品医療機器等法の観点から問題視されている。
多毛症以外のミノキシジル内服薬の副作用の報告は少なく、内服用製剤の添付文書中の市販後調査欄に、胸痛、心拍数増加、動悸、息切れ、呼吸困難、うっ血性心不全、むくみや体重増加などの重大な心血管系障害が生じると記載がある。
以上のように、ミノキシジルの内服治療は、利益と危険性が十分に検証されていない為、男性型脱毛症や女性型脱毛症ともに行わないよう強く勧められる。
とありました。
簡単に言ってしまうと、効果が出にくいのに副作用ばかりが目立ってしまうという事でした。
ちなみに推奨度Dは評価の中でも一番低い評価で、同じミノキシジル製品であるミノキシジル外服薬は、推奨度A（行うよう強く勧める）と一番高い評価を得ています。
他にも、資生堂のアデノゲンという育毛剤に含まれているアデノシンという成分は、男性の場合、推奨度B（行うよう勧める）、女性の場合、推奨度C1（行ってもよい）と評価されています。
医薬成分でもなく医薬部外成分よりも評価が低い事からミノキシジル内服薬の必要性というのはあまりないのではないのかと思われます。
実際にミノキシジル内服薬を使っていて思った事
それでは次に、実際に使っていた者の感想になります。
私も以前にミノキシジルタブレットを使用していた事があったのですが、副作用である多毛症などが起こりやめてしまいました。
一番の理由としては、寝ている間に体がとてつもなく痒くなり我慢が出来ずに辞めてしまいました。
ミノキシジルは、血管を拡張させて血行を良くする効果が有るので、アトピー性皮膚炎持ちの私には相性の悪い薬だったのかもしれません。
肝心の効果ですが、私の場合、体毛やヒゲが濃くなっていく一方で、髪の毛に効いている感じが見られなかった為非常に残念に思えました。
他にも実際に、ミノキシジルタブレットを使った事のある方に話を聞いたり他のブログなどで、ミノキシジルタブレットを使用した事があるという方の話を聞くと、大抵の人が多毛症でやめているという事がわかりました。
中には、ミノタブこそが最強の発毛剤だと断言している方もいますが、大半がやめてしまっている所を見ると、やはり使用はあまり進められないものだと思いました。
ミノキシジルタブレットがダメなら他にどうしたらいいのか？
では、ミノキシジルタブレットが使えないのであれば、どうしたらいいのか？というところなのですが、方法としては、ミノキシジル外服薬の濃度を上げてみるという方法があります。
今日本で、販売されているミノキシジル内服薬の最大濃度は5％ですが、海外製の物になるとそれ以上の濃度の物があります。
例えば、7％の物や10％、12％、15%、最大で16％の物もあります。
まずは外服薬の濃度を上げて、様子を見ていく事が大事になります。
ミノキシジル濃度を上げるのは不安だという方もいるかもしれませんが、ミノキシジル内服薬を使うのに比べるとかなり低リスクだと私は思います。
実際に、ミノキシジル濃度15%の物と、16％の物を使用した事がありましたが私は特に問題なく使用する事が出来ていました。
私の周りの方などやブログなどで情報発信されている方の情報を見ても特に問題なく使えているという方が多く、まれに合わなかったという方が現れる位でした。
なので、ミノキシジルタブレットを使う前に、まずはミノキシジル外服薬の濃度を調節して使用してみるという事を私はおススメしたいです。
おススメのミノキシジル外服薬は？
初めての方には、爆毛根ローションがおススメです。
ミノキシジル濃度は、5％と7％の物があり、種類は少ないですが、含まれている成分に、脱毛抑制成分であるデュタステリドが含まれている為ミノキシジルのみの発毛剤よりも効果的です。
返金保証もついているので、こういった発毛剤を初めて使用される方には、いい商品だと思います。
次に慣れてきたら、フォリックスがおススメです。
ミノキシジル濃度が、2，5，7、10、12、15、16％と幅広い濃度から選ぶことができます。
最初の方に紹介したアデノシンもこの発毛剤には含まれており、ミノキシジル濃度によってさまざまな有効成分が含まれているというのでも有名です。
例えば、濃度12、16％の物の場合、にはフィナステリドが含まれていたりなど優秀な発毛剤で国内でもファンの多い発毛剤として有名です。
ただ爆毛根ローションのような返金保証はついていないので、その点についてはちゅういが必要です。
そしてもう一つ、発毛剤というと基本的にはローションタイプの物が一般的ですが、このフォリックスシリーズのミノキシジル濃度16％の物だけ、クリームタイプになっていますのでお気お付けください。
ローションタイプの物と違い使い心地が少し違うので、その点はご注意を！！！
こんな感じになっています。
最後に、薄毛治療は、短期的によくなるようなものではなく、長期的にゆっくり治していくものなので、できるだけ無理なく負担の少ない方法で治療していく事がベストですので、くれぐれも先急がずに自分に合ったペースで治療をしていく事をお勧めします。
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