LEDに育毛の効果が有るという事を知っていますか!?

育毛剤と発毛剤はどちらを使えばいいのか?違いについても説明!!

 今回は、育毛剤と発毛剤はどちらを選べばいいのかについて、話していきたいと思います。





育毛剤と発毛剤はどちらを選ぶべきか?


シャンプーマッサージは育毛のケアのために欠かせないものですが、脱毛、薄毛をその原因から治そうとするとき、正しく知っておくべきは、やはり育毛剤についてです。

髪が薄くなってくると、気にしないでいようと思っても、脱毛、育毛、発毛、といった文字が目に入ってきて、他人に知られないようにインターネットやドラッグストアなどで育毛剤を探すようになると思います。

しかし育毛剤には様々な種類があり、何を基準に選んだらよいのかわからないものです。

育毛剤の効能、成分、選び方について、解説していきます。

一口に、抜け毛はハゲ・薄毛と言っても、いろいろな要因による脱毛が考えられます。

男性型脱毛症の場合は、男性ホルモン対策という事になります。

女性の場合は、女性ホルモンの低下が原因のものもありますが、出産後の分娩後脱毛などのように女性特有の物もあります。

ですから、自分の髪がどういう原因・誘因で抜けているのかを見極める必要があります。

また育毛剤は値段も様々ですが、注意してみると医薬部外品とか医薬品という文字が目に付くはずです。

中にはヘアトニックというようなものもあり、ますます選ぶのが難しくなってきています。

育毛剤(養毛剤)・発毛剤(発毛促進剤)定義づけてみますと、「頭皮のふけ、かゆみ、脱毛、薄毛、種々の脱毛症の治療、予防、防止、養毛、育毛、円形脱毛症、などの発毛促進、毛政促進(毛の伸びを促進させる)、などの目的で用いられる医薬品および医薬部外品の外用剤」という事になります。

市販されている育毛剤、発毛剤で「薬用〇〇」というようなものは、ほとんどが積極的治療よりも予防を重点に置く医薬部外品で、病気の治療や予防に用いる「医薬品」に分類されるものは数種類しかありません。

医薬品には医師による処方箋が必要な「医療用医薬品」と、薬局、薬店などで購入できる「一般医薬品」があります。

育毛剤・発毛剤では、医療用医薬品には男性型脱毛症用のプロペシアがあります。

これは1998年にFDA(米国食品医薬品局)が認可した飲む脱毛抑止剤で、2005年には日本でも認可され、医師の処方のもとで購入できるようになっています。2015年には「ザガーロ」も認可されました。

一般医薬品はその副作用などにより日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずる恐れがあるので、第1類、第2類、第3類の3種に分けられています。

一般用医薬品としての市販経験が少なく、安全性評価が確立していない成分や、リスクが特に高いと考えられる成分の物は第1類医薬品とし、まれに日常生活に支障を来す健康被害が生ずるおそれのあるものは第2類医薬品、そして日常生活に支障を来す程度ではないが、身体の変調・不調が起こる恐れがあるものを第3類医薬品としています。

育毛剤・発毛剤では、薬剤師が常駐する薬局などで薬剤師が手渡しし、商品内容や使用法について文書で購入者に説明する義務がある第一類医薬品は、壮年性脱毛症の発毛、育毛および脱毛の進行予防薬のリアップ、スカルプDメディカルミノキ5、リグロEX5などです。











第2類医薬品は、ハツモール内服上、ハツモールヘアーグロアーSなど。







安全性に多少の注意を要する第3類医薬品は、NFカロヤンガッシュなどがあります。






医薬品として認可されるまでには、効果を立証する試験や安全性などに対する治験がメーカーに課せられ、長期間を要します。

日本は海外に比べると医薬品の認可に対しては慎重であることから、海外で医薬品として認可されているものでも、国内では医薬品として認可されていないものもたくさんあります。

医薬品通信販売については実店舗と同様に、薬剤師や登録販売者が情報提供を行ったり相談に応じたりすることが義務づけられ、情報を理解したことや再質問・相談などをメールなどで連絡、確認する必要があるなど、複雑な販売方法になっています。

最後に、医薬品と医薬部外品のどちらを選ぶべきかっ迷っている人のために違いをまとめます。

医薬品は治療を目的としているので、医師の処方または、薬剤師の説明が必要で、効くかもしれないが副作用などのリスクがあります。

一方で医薬部外品は予防を目的としているので効き目が緩やかで、副作用は認められないことから、ドラッグストアや美容室、通販などで入手できるという事になります。

どちらを選ぶにしても、長期間使用する物である事から自分の症状やライフスタイルにあったもの、成分、安全性や入手のしやすさ、価格、ランニングコストなども加味して選ばなければなりません。




育毛剤や発毛剤は時間がかかってもすべて効く!!!


育毛剤は「現在生えている髪の毛をいかに守り育てていくか」という視点で作られたもので、発毛促進剤はそのものズバリ、毛を生やす薬という事になります。

もう少し具体的に言うと、円形脱毛症などのように、産毛もなくなったような所から生えてくる場合を発毛と言い、男性型脱毛症などのように、はげていても産毛はあるわけですから、産毛を育てていくという事で、育毛という事になりますが、厳密な区別がないので発毛も育毛も混同して使われているのが現状です。

育毛効果が医学的にも立証されている成分として、ミノキシジル、セファラチン、ヒノキチオール、センブリエキス、モノニトログアヤコールナトリウム、ペンタデカン酸グリセリド、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ジアルキルモノアミン誘導体など、いろいろあります。




効果についてですが、ほとんどの医薬部外品の育毛剤には、基本的にアルコール類が含まれていてセンブリエキスが配合されています。

これらは血行を促進する作用がありますので、育毛効果はあるといえます。

しかし、これらが自分の症状に合ったものかどうか知らないで使っても、あまり効果の上がるものではありません。

また期待が大きすぎる人は、期待通りの変化が起きないと、効かないと思う場合も多く、効果の測定方法があいまいです。

例えば、ある人にとっては若いころの自分の髪の状態にならなければ効果がないと感じたり、一方で、抜け毛の数が少しでも減れば効果があると感じたりする人もいます。

はげが目立たなくなった、産毛が伸びるようになった、異常脱毛が減ったという人たちもいる事から、それなりの効果は上がっているものと言えます。

ただし即効性は期待しない方がよいでしょう。

なぜなら、頭髪は人間の細胞の中でも腸の絨毛細胞と並んで分裂スピードが非常に早く、それをさらに早くしてしまうと異常細胞が発生し、がん化する恐れもあるからです。

実際に育毛剤の開発のためにマウス実験をした際に、非常によく効く細胞分裂促進剤を塗ったら、毛が伸びてくるスピードは速くなったものの、いぼができてがん化していったというようなことをNHKの番組で放送していたことがありました。




自分にぴったりの育毛剤はどう選ぶのか?

男性型脱毛症に対するオーソドックスな育毛剤としては、「毛細血管の拡張と血行促進」「皮脂除去、皮脂腺の活動抑制」「毛母、毛乳頭など毛根部の細胞の活性化」「その他新陳代謝の活性化、保湿、ふけ止め、栄養補給など」を狙ったものや、「抗男性ホルモン効果」を取り入れたものなどで、対症療法的なものがほとんどでした。

毛の培養や遺伝子解析ができるようになってからは、毛髪そのものを作り出すことや、組織や器官の再生なども研究の対象になりました。

また脱毛・発毛のプロセスにおける各ステージの育毛を促す増殖因子や、阻害因子の研究、幹細胞の研究なども進んで、本来は毛がないところにも毛を生やすことができるようにする研究なども進められています。

脱毛・発毛のプロセスにおけるヘアサイクルの成長期、退行期、休止期の各ステージにおいて、何がどの時期に働くかの研究をもとに育毛剤・発毛剤が開発され、数多くの商品が市販されています。

髪の毛が薄くなったり、抜け毛が多くなったりしたら、頭皮につけてマッサージをするものという事位はわかっていても、いざ自分の症状に合っているものなのかという事になると、シャンプーの場合と同じように、広告の多さやイメージで、商品を選んでいる人がほとんどではないでしょうか。

今のところ、ハゲに対しての決定的な治療法がない為、いろいろな治療法や育毛剤などが開発されています。

育毛剤は効果的と言われる成分をアルコールや水に配合し、毛乳頭や毛母細胞などの働きを促して発毛・育毛させることを目的として、それぞれの化粧品メーカーや薬剤メーカーなどが独自の処方で調整して商品化しています。

髪が薄くなってきたとき、頭皮にどのような症状があらわれているかをチェックしてみると、頭皮が硬くて血行不良に陥っている、皮脂の分泌が多くなっている、ひげや体毛が濃くて男性ホルモンの分泌が過剰になっている、炎症が起きたり頭皮が褐色になっている、頭皮が荒れたりふけや痒みが増えてきたなど、いろいろな症状が現れてきます。

そこでほとんどのメーカーの製品は、このような症状に対処すべき成分を含んでいます。

対症療法的に考えて、どのような症状の人に自社製品を進めているのか、パンフレットや広告のうたい文句を良く調べ、自分の症状に合った内容成分が配合されている育毛剤を選ぶことが大切です。

症状に対して毛根に働きかける成分は次の4つに大別できますので、商品の選択はこちらを参考にしてください。




血行促進タイプ


抜毛の要因として、ほとんどの人に当てはまるのが血行不良で、特に頭皮が硬くなったり、頭皮温度が低い人に向いています。

毛乳頭の血流量を増やして、毛母細胞に必要な栄養やエネルギーを与え、毛根の代謝を促進します。

毛細血管の拡張、血流量を増やす成分は、唐辛子から作られるトウガラシチンキ、生姜から作られるショウキョウチンキ、センブリエキス、ニンニクエキス、山椒(さんしょう)、塩化カルプロニウムなどや、降圧剤から転用されたミノキシジル、つづら藤から作られたセファラチン(百薬師エキス)などがあります。










毛母細胞賦活・活性タイプ


血行を促進するとともに毛髪を作り出す毛母細胞に作用して、新陳代謝を高めるものです。

コシがなく、薄毛や細い毛が目立つ人に向いています。

塩化カルプロニウム、ペンタデカン酸グリセリド、アデノシン、tーフラバノン、6ーベンジルアデニン(サイトプリン)、ソフォラ抽出エキス、カミツレ花エキス、アルニカエキスなどがその成分です。

プラセンタエキス(胎盤エキス)やDーパンテノールなどを配合してアルコール分を控えた女性用の物もあります。







注意!!!リグロースラボは医薬品です











男性ホルモン・抑制タイプ


男性型脱毛に用いられる代表的なもので、主に女性ホルモンが使われています。

ただし大量に配合すると女性化などの副作用があると考えられている事から、配合量は決められています。

遺伝的に薄毛だと思われる人や、体毛が濃い人に向いている成分です。

外用としてエチニルエストラジオール、スピロノラクトン、ジエチルスチルベストロール、サイプロテロンアセテートなどが配合されたものがあります。

飲用タイプの物として、フィナステリドやデュタステリドがあります。



注意!!!こちらの外服薬及び内服薬は医薬品になります。



外服薬















内服薬












皮脂の抑制・除去タイプ


皮脂腺の活動を抑制するもので、額や鼻が脂っぽく、髪の毛がすぐにべたつく人に向くものです。

毛穴をふさいでいる脂栓やふけを除去するには本来はシャンプーで行いますが、除去後の発生を抑えたりしています。

また、ふけの事で説明したようにいろいろな微生物や細菌が繁殖し、目に見えない炎症を起こしたような状態を改善します。

塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、グリチルリチン酸ジカリウム、レシチン、何首烏エキス(かしゅうえきす)、オドリコ草エキス、硫黄などを配合されたものを用います。

発毛に悪影響のある雑菌の繁殖を防ぎ、ふけを止めたり頭皮を清潔に保ったりする為の成分には、ピロクトンオラミン、レゾルシン、ビタミンE、イソプロピルメチルフェノール、サリチル酸などがあります。








これらの他にも、育毛剤にはビタミン類、保湿剤、皮膚刺激剤、かゆみ止め剤、角質軟化剤などを配合して独自の特徴を出しているものもあります。

頭皮の状態は季節や食生活で変化しますので、そのつど使い分ける事が必要になる場合もあります。

育毛剤は1本使ったり、1ヵ月使ってみて効果が現れないからとあきらめたりせずに、次のことを大切にしましょう。



  • 自分の症状に合った育毛剤を選ぶ。
  • 育毛理論に基づいた育毛剤を選ぶ。
  • 保湿剤として許可を取り、成分に独自性を持たせたものもあるので、何が「売り」なのかがはっきりしたものを選ぶ。
  • 成分も大切。毛穴環境を整えて浸透を確実に行うものを選ぶ。
  • 一番大切なことは、使用上の注意をきちんと守ること。
  • 使い始めたら少なくとも半年は使ってみる。
  • 育毛剤だけに頼らずに食生活面なども見直す。


毛の培養ができるようになってからは、組織、器官の再生なども研究の対象になり、脱毛、発毛のプロセスにおける各ステージでの育毛を促す増殖因子や、阻害因子の研究が進んでいるので、これらを配合し、安全性に考慮した製品がこれからは開発されていくでしょう。




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