サクセスバイタルチャージのレビューをしてみた

今回は、サクセスバイタルチャージをレビューしていきたいと思います。

サクセスバイタルチャージと言うと、だれもが知っている超有名メーカーの花王が出している製品です。

私個人的には、サクセスバイタルチャージよりもサクセス育毛トニックの方が認知度が高く使用されている方も多いのでは無いのかと思います。

私も、育毛トニックを最初は使用していたのですが、育毛トニックを使用していて効果がとてもよかったので、育毛トニックよりも効果のあるこちらのバイタルチャージを使用する事にしました。

育毛の効果は

主に、大まかに説明すると

薄毛
脱毛の予防
毛生促進
育毛
養毛
フケ
痒み

に効果的とされている育毛剤でした。

この育毛剤に含まれている成分であるt-フラバノンは花王が独自に開発した育毛成分で、それによりt-フラバノンには3つの効果が有ります。

毛母細胞増殖促進効果→育毛促進効果
毛成長促進効果→抜け毛の原因とされているTGF-βを抑制する効果
接着分子の出現量の増加→皮膚と毛髪の接着効果により抜け毛を抑制

男性の薄毛に対する効果は

t-フラバノンをAGA（男性型脱毛症）の方に1日2回30週連用試験したところ、成長期の髪の本数が増加し、髪の毛が太くなり、洗髪時の抜け毛の数が減少したという試験結果が出ています。

花王ホームページより

女性の薄毛に対する効果は

女性に使用して試験したデータもあり、結果としては、t-フラバノンを6ヶ月連用試験したところ髪の毛が太くなり、髪の毛の弾性が上がり、髪の毛の本数が増えたというデータが出ました。

その結果、髪の毛の分け目の目立ちが緩和されることが見受けられたとの事でした。

花王のホームページより

サクセスを使うとはげるというのは本当なのか？

サクセスのレビューを見ていると悪い評価の中にサクセスを使用したら、抜け毛が増えたというコメントがあったことから、サクセスを使うと髪の毛がはげてしまうのか？と心配されている方も多いようです。

ただサクセスには、髪の毛がはげるような成分は含まれていない為、考えられることはというと、髪の毛のヘアサイクルが休止期に入った事により、抜け毛が増えたのではないのかという事が考えられます。

もしもそうなのであれば、とてもいい事で、休止期に入り古い髪の毛が抜けて新しい髪の毛が生えてくる為の準備段階になりますので、そのまま辞めずに続ける事により髪の毛がふさふさになる可能性もあります。

薄毛治療薬の効果で初期脱毛についていろいろと説明してみる。

口コミの反応はどうなのか？

試験結果は好調でしたが実際に使用している方の反応はどうなのかというと

口コミ1

使用して1週間がたちますが、本当に抜け毛が激減しました。

少々びっくりしています。

発毛の効果はわかりませんが、薄毛が気になりこのままでははげるかもという方には、効果コスパともにいいものでと思います。

使用方法は朝晩と記載されていますが、朝は使用せずに洗髪後、2度塗りをしています。

口コミ2

使用して3年以上になりますが、（髪の毛は増えていませんが）、細く腰のない髪の毛が、確かに、コシが出てごわごわ感が出て、効果を感じます。

ただし、私の場合は1年以上かかりました。

現在64歳で、もっと早くしていればと後悔しています。

毎日、たっぷりつけての感想です。

そしてもう一つバイタルチャージではないのですが、同じt-フラバノンを使用している育毛トニックのサクセス育毛トニックの口コミで写真付きの物が有ったので紹介しておきます。

使って驚きました。

自撮りで使用前、使用後2ヶ月後を比べたら一目瞭然でした。

実際に使用しての報告ので2ヶ月で効果が出たとの事でした。

ちなみに右上が使用前で左側が使用後です。

サクセスの育毛トニックもバイタルチャージも口コミを見ていてリピーターの方が多いように思えました。

サクセスバイタルチャージはAGAにも効果は有るのか？

次にサクセスバイタルチャージはAGA（男性型脱毛症）に効果は有るのかという事についてですが、まずは、AGAの薬として最も効果が有るとされている成分であるミノキシジルについて話していきます。

上の表は、日本皮膚科学会が出している男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインです。

（2017年版）

このガイドラインによるとミノキシジル外服薬はA評価（行うよう強く勧める）でさらに、AGAクリニックでミノキシジルとセットで処方されることの多い脱毛抑制効果のあるフィナステリドやデュタステリドなども男性の場合、A評価（行うよう強く勧める）とされています。

この3種類の成分に関しては、AGA治療に必須と言っても過言ではないとされている成分なのでこのような評価が出るのはわかりますが果たしてt-フラバノンはどうなのでしょうか？

答えはもう表を見ればわかると思いますが、C1評価（行ってもよい）とされています。

理由としては、男性型脱毛症患者に2件の非ランダム化比較試験と1件のランダム化比較試験を行い、一つ目はt-フラバノン配合育毛剤を用いた、14名の男性被験者を対象とした6ヶ月の非ランダム化比較試験を行い、毛髪径が増大し、特に新生毛の毛敬平均値が試験開始時と比較して約20％ほど増大していた、そして、外用4ヶ月後と6ヶ月後に抜けた毛数が優位に減少し（20％以下）、プラセボ（偽薬）での試験では変化がなかったこと。

2つ目は、t-フラバノン配合育毛剤と市販育毛剤（成分不明）を用いた、197名の男性被験者を対象とした観察期間30週間の非ランダム試験において、軽度改善以上の改善率は、t-フラバノンと市販育毛剤群ではプラセボ群（偽薬）より有意な改善効果を示した。

毛髪径40μm以上の硬毛数は、t-フラバノン配合育毛剤群、市販育毛剤では増加する物の、プラセボ群（偽薬）では減少した。

3つ目は、0.1％および0.3％のt-フラバノンを用いた、77名の男性被験者を対象とした観察期間30週間のランダム化比較試験において、軽度改善以上の改善率は、プラセボ群（偽薬）は約40％、0.1％のt-フラバノン配合育毛剤群は約75％、0.3％のt-フラバノン配合育毛剤群は約70％であった。

このことから、男性型脱毛症に対するt-フラバノンの発毛効果に関しては、有効性を示す弱い根拠が存在するので、外用を行ってもいいと判断されています。

そして女性は、女性型月毛症に対する有効的な根拠が不足しているのですが、副作用が軽微な点を考慮して、行ってもよいとされています。

男性型および女性型脱毛診療ガイドラインに乗る位、優秀な成分なのではありますが、やはりt-フラバノンだけではAGA治療には適さないという結果になりました。

ただ、発毛剤と合わせて使う事には問題はないので、治療の補助剤として使う位が妥当という感じでした。

商品紹介